松本城 観光ガイド
松本城
- 100名城:29番
- 別名:深志城、鳥(からす)城
- 城郭構造:梯郭式+輪郭式平城
- 築城主:小笠原貞朝、石川数正
- 築城年:1504年(永正元年)
- 城主:小笠原氏、石川氏、松平氏、堀田氏、水野氏、松平氏
松本城の天守閣は、現存最古の五重六階の木造天守です。
大天守(だいてんしゅ)・乾小天守(いぬいこてんしゅ)・渡櫓(わたりやぐら)・辰巳附櫓(たつみつけやぐら)・月見櫓(つきみやぐら)の五棟で構成されています。
信濃守護の小笠原氏は松本市の東にある里山辺の林城を拠点にしていました。深志(松本)城は、1504-1520年(永正年間)に林城の支城として築城されます。
小笠原氏は小笠原流礼法(武家の礼法の一つ)を代々伝承した家系で、神社の神事として行われる流鏑馬の小笠原流は小笠原氏の弓馬術礼法が元となっています。
1550年(天文19年)武田信玄の信濃侵攻により林城・深志城は落城し、林城は破却され深志城代として馬場信春が入場します。
1582年(天正10年)武田氏滅亡後、織田氏、徳川氏、豊臣氏と城主が入れかわり、徳川氏に従属した小笠原貞慶が松本城に改名しました。
1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原征伐の後、石川数正が入城し、数正とその子康長が、天守を始め、城郭・城下町の整備を行いました。
松本城 観覧料・営業時間松本城の天守閣は、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓で構成されています。大天守、乾小天守、渡櫓は、1593-94年(文禄2-3年)石川数正、康長父子により築かれました。辰巳附櫓、月見櫓は、1633-38年(寛永10-15年)松平直政によって築かれました。
松本城の天守は黒壁で、全国で唯一、黒漆が塗られています。
左上の写真は黒門(昭和35年に復興)、松本城本丸へ入る正門で、櫓門と枡形から構成されていおり、本丸防衛のための要の門でした。右上の写真は太鼓門(平成11年に復元)、太鼓門北側門台上には太鼓楼があり、鐘と太鼓が備えられ、時間や情報を知らせる役割を果たしていました。
松本城 観光ガイド 案内板
「松本城 観光ガイド 案内板より」
松本城 地図
松本城 100名城スタンプ
100名城のスタンプは、本丸庭園内(有料区域)の管理事務所入口にあります。
松本城 御朱印・御城印
松本城の御城印は、本丸庭園内(有料区域)の管理事務所で購入できます。 1枚300円、2種類のセットで500円です。
松本城 交通アクセス
[鉄道]
新宿 - JR特急あずさ(2時間45分) - 松本
名古屋 - JR特急ワイドビューしなの(2時間5分) - 松本
[バス]
松本駅 - 松本周遊バス(約10分) - 松本城・市役所前
松本周遊バス「タウンスニーカー」北コース
時刻表 料金