月山富田城 100名城 観光ガイド
100名城:65番
別名:月山城、富田月山城
城郭構造:複郭式山城
築城主:不明
築城年:平安時代末期
城主:尼子氏、吉川元春、堀尾吉晴
月山富田城は、平安時代末期(1160-90年頃)に築城されたと推測されています。築城主も定かではありません。
戦国時代、尼子氏の居城となり、大内氏や毛利氏との戦いの舞台となりました。天然の地形を利用した難攻不落の城で天空の城とも呼ばれていたそうで、五大山岳城(五大山城)の一つとされる。左上写真は三の丸、右上写真は二の丸の堀切です。
1566年(永禄9年)月山富田城は毛利氏(毛利元就)に包囲され、兵糧攻めにより尼子義久は開城降伏し、戦国大名としての尼子氏は滅亡しました。
月山の山頂部に本丸が置かれ、山頂から山麓まで多くの曲輪が配置されました。本丸には、守護神社である勝日高守神社があります。この神社は月山富田城の築城以前からあったと推測されています。
左の写真は、尼子経久の銅像、経久は尼子氏の全盛期を築いた人物で、毛利元就や宇喜多直家と並ぶ謀略の天才でした。非常に倹約家で物欲が無く家臣に気配りがあり、文武両道で自画像を残しています。自画像は
山口県立山口博物館(紙本着色尼子経久像)が所蔵しています。
右の写真は、山中幸盛(鹿之助、鹿助)の銅像、尼子十勇士の筆頭で尼子家再興のため「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話で有名です。
戦国尼子フェスティバル
開催期間:9月下旬
開催場所:月山富田城周辺
5年に1度のイベント、1989年から始まりました。
地元食材を使った料理、武者行列、火縄銃の演武などが開催されます。
イベント期間中、安来駅から臨時バスが運行されます。
月山富田城周辺 地図
月山富田城 地図
月山富田城 100名城スタンプ
スタンプは、安来市立歴史資料館に設置されています。
月山富田城 御朱印・御城印
月山富田城の御城印は安来市立歴史資料館、広瀬絣センターで販売されています。
月山富田城 交通アクセス
[鉄道]
新大阪 - JR新幹線(60分) - 岡山
岡山 - JR特急やくも(2時間20分) - 安来
[バス]
安来駅 - 安来市広域生活バス(イエローバス)(50分) - 月山入口
安来市広域生活バス(イエローバス) 時刻表
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