別名:小竜寺城
城郭構造:梯郭式平城
築城主:不明
築城年:室町時代
城主:岩成友通、細川氏、永井氏
正確な築城時期、築城主は不明です。
1566年(永禄9年)三好三人衆の一人の岩成友通が勝竜寺城を攻め落とし、三好氏に反発する土豪を追い出して、勝竜寺城を拠点として整備しました。1568年(永禄11年)岩成友通は織田信長に攻められ降伏、開城しました。
1571年(元亀2年)織田信長の命により勝竜寺城は細川藤孝に与えられました。
1578年(天正6年)細川藤孝の嫡男の細川忠興と明智光秀の娘のお玉(細川ガラシャ)が勝竜寺城で結婚式を挙げて新婚時代を過ごしたそうです。
1582年(天正10年)本能寺の変では、明智光秀が勝竜寺城を占拠し、山崎の戦いで羽柴秀吉に負けると勝竜寺城に帰城しましたが秀吉の追撃により城を放棄し、近江の坂本城へ逃走する途中で死去しました。
現在、勝竜寺城は勝竜寺城公園として整備され、模擬櫓などが建造されています。