江戸城 100名城 観光ガイド
江戸前蕎麦
江戸城の周辺には名物・ご当地グルメの老舗のそば屋があります。江戸時代に江戸前蕎麦の御三家(三大蕎麦)である「藪(やぶ)そば」「更科(さらしな)そば」「砂場(すなば)そば」が誕生しました。
藪そばは、東京の根津の団子坂にあった藪に囲まれていた「蔦屋」が発祥。そばの甘皮を挽き込むため緑色で味の濃いそばが特徴。
更科そばは、信州出身の堀井清右衛門が江戸で始めた「信州更科蕎麦所 布屋太兵衛」が発祥。そばの実の中心部分のみを使用して甘皮が混ざらないため、白色の甘みのあるそばが特徴。
砂場そばは、最も古い歴史を持つそばで、大阪城築城の際の資材置き場だった砂場近くにあった店が発祥。 そば粉8割つなぎの小麦粉2割の二八そばで、しなやかな食感とつるりとしたのどごしが特徴。
神田やぶそば神田まつや
大阪屋 砂場
総本家更科堀井
芝大門 更科布屋
江戸前天ぷら
江戸時代、天ぷらは屋台で売られ江戸の庶民の味として親しまれていました。江戸城のご当地グルメとして、食材へのこだわりと天ぷら職人の技で創られる老舗の江戸前天ぷらは人気があり、テレビのグルメ番組でも度々紹介されていますます。
江戸前天ぷら 地図江戸前鰻
江戸時代、江戸前で獲れた鰻を「江戸前」その他を「旅鰻」として区別していたそうです。 江戸時代は関東でも関西でも鰻を蒸さないで焼いていたそうで、白焼き後に鰻を蒸すという関東風の調理は明治以降に生まれたそうです。江戸城の周辺には老舗の鰻屋があり、ご当地グルメとしておすすめです。
江戸前鰻 地図