滝山城 観光ガイド

• 続100名城：123番
• 別名：武州瀧山城、瀧山城、横山城、竹山城
• 城郭構造：連郭式丘城
• 築城主：大石定重
• 築城年：1521年（大泳元年）
• 城主：大石定重、大石定久、北条氏照

1521年(永正18年・大永元年)武蔵国の守護代大石定重、定久が築城しました。大石定重は山内上杉氏の重臣で、定の字は上杉顕定からの偏諱であると考えられているそうです。

1546年(天文15年)河越城の戦いで北条氏康は扇谷上杉氏を滅ぼし、大石定久は北条氏照を娘婿に迎え、大石氏は北条氏の配下となりました。

1558年(永禄元年)頃、滝山城は北条氏照によって大改修されました。

滝山城は自然の地形をうまく利用した山城で、多くの遺構が残っています。二の丸には三つの虎口がありそれぞれに馬出が備えられた堅固な造りになっています。

本丸の櫓台跡には1781年ごろに造営された金毘羅社があります。本丸跡からは北側にある多摩川沿いの景色が一望できます。

本丸と中の丸の間に木橋があります。木橋の下には人工的造られた大堀切があります。