芥川山城 観光ガイド
芥川山城
- 続100名城:159番
- 別名:芥川城、原城、三好山城
- 城郭構造:連郭式山城
- 築城主:細川高国
- 築城年:1515年(永正12年)頃
- 城主:能勢氏、細川晴元、三好長慶、三好義興、和田惟政、高山氏
芥川山城の正確な築城時期は不明です。室町幕府の管領であった細川高国が築城しました。細川高国は細川政元の養子となったため祖父は細川勝元(応仁の乱の東軍の総大将)になります。
1531年(享禄4年)細川高国は天王寺の戦いで赤松晴政に裏切られ細川晴元に敗北します。1533年(天文2年)細川晴元は芥川山城に入城して城を改修しました。
1547年(天文16年)細川晴元と敵対していた細川氏綱に奪われていた芥川山城を三好長慶が無血開城しました。
1553年(天文22年)から1560年(永禄3年)三好長慶は飯盛山城へ移るまで芥川山城を居城とし城を拡張しました。
三好氏の勢力が衰退し、1568年(永禄11年)織田信長の上洛以降、和田惟政、高山友照が城主となりました。
三好長慶は織田信長の上洛前に畿内を制圧し、芥川山城を居城としていた全盛期には摂津、山城、丹波、和泉、阿波、淡路、讃岐、播磨などに勢力が及び、戦国時代において最初の天下人とも呼ばれています。
芥川山城跡から令和以降の発掘調査で、櫓(やぐら)の機能を持っていたとみられる蔵の跡が発見されました。他にも、茶道具、磁器、すずりなど200点以上の遺物も出土し、三好長慶が芥川山城を軍事拠点として利用しただけではなく、居館として山上で暮らし、執務や茶会を開いていたと考えられています。
芥川山城周辺の観光名所
摂津峡
摂津峡は芥川上流に広がる渓谷で、夫婦岩、八畳岩などの奇岩や白滝などがある北摂随一の景勝地です。摂津峡は桜や紅葉の名所としてしられ、毎年4月上旬に「摂津峡さくらまつり」が開催されます。
摂津峡 地図神峯山寺
神峯山寺(かぶさんじ)は、日本で最初に毘沙門天が安置された霊場といわれていて、本堂には新西国三十三箇所第14番札所本尊の聖観音が祀られている。紅葉の名所で、大阪みどりの百選に選定されている。
楠木正成が奉納したと伝わる殿中刀が本堂に所蔵されており、足利義満、松永久秀、豊臣秀頼の生母の淀殿らの寄進があったそうです。
神峯山寺 地図芥川山城周辺の名物・ご当地グルメ・土産
薩喜庵 はにたん最中
芥川山城 地図
芥川山城 続100名城スタンプ
スタンプは、高槻市立しろあと歴史館、JR高槻駅観光案内所に設置されています。
芥川山城 御朱印・御城印
芥川山城の御城印は、芥川山城天守入口受付にて販売されています。
芥川山城 交通アクセス
[鉄道]
大阪 - JR京都線新快速(15分)- 高槻
京都 - JR京都線新快速(12分)- 高槻
芥川山城 駐車場
芥川山城 周辺の観光情報・名物
摂津峡 |