城郭構造:平城、水城
築城主:明智光秀
築城年:1571年(元亀2年)
城主:明智光秀、丹羽長秀、杉原家次、浅野長政
1571年(元亀2年)織田信長の比叡山焼き討ちの後、近江国の滋賀群(大津市辺り)が明智光秀に与えられ、信長の命により坂本城を築城しました。
イエズス会宣教師のルイス・フロイスの伝えるところによると、安土城と並び称される豪壮華麗な建物であったそうで、大天守と小天守があったと考えられています。
1582年(天正10年)山崎の戦いに敗れた明智光秀は勝竜寺城から坂本城に引き上げる最中に死亡しました。その後、丹羽長秀、杉原家次、浅野長政が城主となりますが、坂本城は1586年(天正16年)豊臣秀吉命により浅野長政が大津城を築城したことで廃城となり、坂本城の資材は大津城に転用されました。
坂本城跡の南東にある穴太は、石工・石垣職人の穴太衆(あのうしゅう)の出身地です。坂本の町に多数立ち並ぶ延暦寺の"里坊(さとぼう)"の石垣も穴太衆によるものです。穴太衆の手掛けた石垣がある城は、安土城、大坂城、名古屋城、熊本城、金沢城、江戸城、彦根城、竹田城、篠山城など日本中にあります。
2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀ゆかりの地です。
比叡山坂本駅の東側にある聖衆来迎寺の表門は坂本城の櫓門を移築したと伝えられています。
開催期間:11月
開催場所:延暦寺・横川(よかわ)地区
比叡山の横川(よかわ)地区を舞台に"もみじ祭り"が開催されます。
無料抽選会では比叡山オリジナルグッズ、梵字ラテ無料チケットなどの景品が当たります。
厄よけ大根炊きは朝の10時ごろに開始され、先着200名に無料で振舞われます。
延暦寺・横川(よかわ)地区 地図