名古屋城 歴史 資料館
名古屋城の歴史
名古屋城は、今川氏親が築城した那古野城の跡に、1609年(慶長14年)徳川家康が九男の徳川義直の尾張藩の居城として、天下普請によって築城を開始しました。
大規模な石垣の普請には、加藤清正、福島正則、細川忠興、池田輝政、黒田長政など多くの豊臣方の大名が参加しました。1612年(慶長17年)に天守が完成し1615年(元和元年)本丸御殿が完成しました。
名古屋城の築城の時期、徳川義直は初陣で1614年(慶長19年)大坂冬の陣で天王寺付近に布陣、翌年の大坂夏の陣では後詰として活躍しました。
戦国時代 名古屋城周辺の勢力図
名古屋城周辺の勢力図(1612年)
石川忠総は大久保忠隣の次男。奥平忠政は長篠城を武田勝頼の攻撃から守り切った奥平信昌の三男。本多忠政は本多忠勝の嫡男。水野勝成は徳川家康の叔父の水野忠重の嫡男。
名古屋城 縄張り
日本古城絵図 東海道之部(2).29 尾州名護屋 江戸中期−末期
「国立国会図書館デジタルコレクションより」
日本古城絵図 東海道之部(2).31 尾張国名古屋城図 江戸中期−末期
「国立国会図書館デジタルコレクションより」