観音寺城観光名所・観光スポット

観音正寺

観音正寺(かんのんしょうじ)は、滋賀県近江八幡市安土町石寺にある天台宗系単立の寺院。本尊は千手観音。西国三十三所第32番札所。観音寺城跡の(繖山きぬがさやま)の山頂南側の標高370mにある。

聖徳太子が人魚のために開基したそうです。人魚のミイラが伝えられていましたが、1993年(平成5年)に火災で焼失しました。鎌倉、室町時代、近江国守護の佐々木六角氏らの庇護を受けて栄えました。奥の院の磐座には、聖徳太子が彫られたと伝わる妙見菩薩を中心に五仏の仏が描かれているそうです。

庭園の山の斜面にはたくさんの石が積まれています。庭園の奥には魚籃観音(ぎょらんかんのん)(水かけ観音)の小堂があります。

沙沙貴神社(ささきじんじゃ)は、滋賀県近江八幡市安土町常楽寺にある神社。近江源氏の氏神であり、佐々木姓発祥地に鎮座する。

神代に少彦名神が小豆に似た豆のサヤである"ササゲ"の船に乗って海を渡り、当地に降り立ったことからこの地は"ササキ"と呼ばれるようになったそうです。

佐々木氏、六角氏、京極氏から篤く崇敬されました。

滋賀県指定有形文化財に指定されている楼門は、1747年(延享4年)に平安時代の様式で再建されました。

境内には、なんじゃもんじゃの木(ヒトツハタゴ)があり、毎年4月下旬から5月中旬に、雪が積もったように真っ白な花を鑑賞できます。