桑名城 観光ガイド
桑名城
- 別名:扇城、旭城
- 城郭構造:梯郭式平城
- 築城主:一柳可遊、本多忠勝
- 築城年:1601年(慶長6年)
- 城主:本多氏、松平氏
1591年(天正19年)豊臣政権下で桑名を領有した一柳右近(一柳可遊)が桑名城を築きました。天守は伊勢神戸城の天守閣を移築したそうです。 一柳右近は元は斎藤道三の家臣でしたが後に豊臣秀吉に仕え黄母衣衆(きぼろしゅう)となった人物です。
関ヶ原の戦いの後、1601年(慶長6年)本多忠勝が大多喜城から桑名に移封になり桑名城に入城しました。本多忠勝は桑名城を改築し、城下町や船着き場を整備しました。
2003年(平成15年)水門の管理棟として蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)が復元されました。蟠龍は天に昇る前にうずくまっている龍のことで、蟠龍をかたどった瓦があったことから、蟠龍櫓と呼ばれています。蟠龍櫓は七里の渡しに入ってくる船の監視をするための櫓であったそうです。
1701年(元禄14年)天守が焼失した後に、辰巳櫓が天守の代わりに使用されました。 桑名藩は戊辰戦争(1868-69年)新政府軍の降伏し、辰巳櫓は降伏の証として焼き落されました。大砲のレプリカが設置されています。
桑名城の本丸跡には松平定綱(鎮国公)、松平定信(守国公、楽翁公)を祀った鎮国守国神社(ちんこくしゅこくじんじゃ)があります。 本多忠勝時代に建設された天守台の跡には、1887年(明治20年)剱型青銅製の戊辰殉難招魂碑が建立されました。
桑名城 地図
桑名城 スタンプ
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桑名城 御朱印・御城印
桑名城の御城印は、桑名市物産観光案内所、宿場の茶店ハジメで販売されています。
桑名城 交通アクセス
[鉄道]
近鉄名古屋 - 近鉄名古屋線急行(20分) - 桑名