久留里城 観光ガイド

• 別名：雨城
• 城郭構造：連郭式山城
• 築城主：武田信長
• 築城年：1456年(康正2年)
• 城主：上総武田氏、里見氏、北条氏、大須賀氏、土屋氏、黒田氏

1455年(康正元年)武田信長(上総武田氏)が上総国守護代となり、1456年(康正2年)に古久留里城を築城したとされています。 武田氏が弱体化すると里見氏が久留里を統治するようになり、1535年(天文4年)里見義堯が古久留里城を改修し久留里城を本拠地としました。

里見氏は上総国などの支配権をめぐり北条氏と対立し、北条綱成、北条氏康に攻められ久留里城が陥落したこともありましたが、その後、里見氏が城を奪い返します。 北条軍は兵力で勝っていましたが、里見軍は精強な兵と上総の国人衆を味方につける外交により抵抗し、北条氏は多くの有力武将を失いました。

1590年(天正18年)豊臣秀吉による小田原征伐の際、里見義康は命令に従わず上総の所領を没収され、徳川家康の家臣の大須賀忠政が入城します。 江戸時代の初期には久留里藩の藩庁となりますが、1679年(延宝7年)土屋忠直が藩主であったとき改易となり廃城となった。

1742年(寛保2年)黒田直純が城主となり、以降、黒田氏が久留里藩を統治し、明治維新を迎えます。

久留里城は現在、城山公園として整備され模擬天守が再建されパネル展示、展望台から景色が楽しめます。二の丸跡地には久留里城址資料館があります。

営業時間：9：00〜16：30

入場料：無料

開催期間：7月中旬

久留里駅前と久留里商店街にて、山車の引きまわし、神輿、お囃子や太鼓、ダンスなどのイベントが行われます。打上げ花火もあります。

開催期間：8月上旬

上総亀山駅、亀山湖畔公園にて開催されます。ものまねショーや歌謡ショーなどのイベント、 約5000発の花火が夜空と湖面を飾ります。

開催期間：10月下旬

久留里駅周辺にて開催されます。甲冑武者行列、弓道や剣舞、久留里の地酒販売などがあります。