村上城観光ガイド

村上城

続100名城：131番
別名：舞鶴城、本庄城
城郭構造：平山城
築城主：本庄氏
築城年：戦国時代(16世紀初頭)
城主：本庄氏、堀氏、内藤氏

戦国時代(16世紀初頭)越後揚北衆の本庄氏によって築城されました。揚北衆は鎌倉時代から戦国時代にかけて越後北部に割拠した国人豪族のことで、新発田氏、色部氏、安田氏、中条氏、竹俣氏、加地氏らも揚北衆で、鎌倉時代から土地を治めてきたため独立性が強く、南北朝時代以降に越後を支配した上杉氏(守護)や長尾氏(守護代)としばしば対立しました。

村上城を居城とした本庄繁長は川中島の戦いなど多くの合戦で武功を挙げ、関ヶ原の戦い後の徳川家との講和においても活躍しました。1614年(慶長18年)本庄繁長が死去したとき上杉景勝は武勇を称え、武人八幡の称号を与えました。

村上城周辺の名物・ご当地グルメ・お土産

村上名産塩引き鮭

村上での鮭漁の歴史は古く、平安時代には京の都に鮭を租税として納めていたそうです。江戸時代、鮭は村上藩にとって大切な収入源でした。村上藩士の青砥武平治は、鮭が産まれた川に帰って産卵する回帰性を発見し、川を人工的に分流させて鮭の産卵を助けて鮭の増産に成功しました。厳選された秋鮭をを一週間ほど塩漬けにし、流水で磨き上げた後、寒風にさらして旨味を凝縮させ、焼いて食べるのにちょうど良い味に仕上げます。