甲府城 観光ガイド

• 100名城：25番
• 別名：舞鶴城
• 城郭構造：梯郭式平山城
• 築城主：徳川家康 羽柴秀勝
• 築城年：1583年(天正11年)
• 城主：浅野氏、徳川氏、柳沢氏

武田氏滅亡(1582年(天正10年))後、徳川氏や豊臣氏が甲斐を支配し、甲府城を築城して城下町を整備しました。

豊臣政権下(1585-1603年)で甲府城は徳川家康を牽制するための要所となり、江戸時代には徳川将軍家に近しい親藩(甲府藩)の城となりました。

甲府城の築城は、1583年(天正11年)徳川家康の命により平岩親吉が縄張りを行ったと言われています。豊臣政権下の加藤光泰、浅野長政、浅野幸長らも築城を継続しました。

江戸時代(1603-1868年)には甲府藩が設置され、徳川義直(家康の九男)、徳川忠長(秀忠の次男)、徳川綱重(家光の三男)、徳川綱豊(綱重の嫡男)、柳沢吉保が城主となりました。

柳沢吉保の大和郡山への移封後、甲府藩は幕府の直轄地となり明治維新を迎えます。

本丸の南側にある鉄門(くろがねもん)です。二階建ての櫓門で、明治初期までは存在していたそうです。

本丸の西側には天守台があります。甲府城に天守閣が建てられたかどうかは定かではありません。天気が良いときは富士山が奇麗に見えます。

遊亀橋(ゆうきはし)から撮影した水堀です。 鉄門の階段を下ったところにある天守曲輪には鳩がたくさんいました。