駿府城 観光ガイド
駿府城
- 100名城:41番
- 別名:府中城、静岡城
- 城郭構造:輪郭式平城
- 築城主:徳川家康
- 築城年:1585年(天正13年)
- 城主:徳川氏、中村氏、内藤氏(松平氏)
駿府城の場所には、14世紀に室町幕府の駿河守護であった今川氏の居館の今川館がありました。
1560年(永禄3年)桶狭間の戦いで今川義元が討死にし、家督を継いだ今川氏真は、1568年(永禄11年)武田信玄に今川館(駿府城)を奪われます。
1582年(天正10年)織田・徳川連合軍の甲州征伐により武田氏が滅亡すると、駿府城は徳川氏の領地となります。
1585年(天正13年)徳川家康によって駿府城は近世城郭として整備され天守閣が建造されました。
駿府城には本丸を守る内堀、二の丸を守る中堀、三の丸を守る外堀の三重の堀がありました。左の写真は内堀と中堀をつなぐ水路、右の写真は中堀です。
駿府城の天守台の発掘調査の写真です。調査の結果、駿府城の築城開始時の天正期の天守台と関ヶ原の戦い以降の慶長期の改修で造られた天守台の2つの天守台跡が見つかりました。天正期の天守台跡からは金箔の瓦が見つかり、これは、豊臣政権下で家康が江戸に移った後に入場した秀吉の家臣の中村一氏による改修によるものと考えられています。慶長期の天守台は徳川家康による天下普請によって造られ、その大きさ東西61m南北68mは江戸城の天守台の1.5倍になるそうです。
駿府城 地図
駿府城 100名城 スタンプ
スタンプは、東御門券売所、坤櫓券売所に設置されています。
駿府城 御朱印・御城印
駿府城の御城印は東御門券売所、坤櫓券売所で販売されています。
駿府城 交通アクセス
[鉄道]
東京 - JR新幹線ひかり(59分) - 静岡
名古屋 - JR新幹線ひかり(54分) - 静岡