掛川城 観光ガイド

• 100名城：42番
• 別名：懸川城、懸河城、雲霧城、松尾城
• 城郭構造：平山城
• 築城主：朝比奈泰煕
• 築城年：1469-87年(文明年間)
• 城主：朝比奈氏、山内氏、太田氏、石川氏

1469-87年(文明年間)今川義忠が重臣の朝比奈泰煕に命じて掛川城を築城しました。 今川義忠は駿河国守護で今川義元の祖父です。

1560年(永禄3年)桶狭間の戦いで今川義元が討死にし、家督を継いだ今川氏真は、1568年(永禄11年)武田信玄に居城の駿府城を奪われ掛川城に逃げますが、1569年(永禄12年)徳川家康に攻められ和議を結んで掛川城を開城し北条氏政を頼って小田原に退却しました。

1590年(天正18年)豊臣秀吉の命により徳川家康が関東に移封すると、山内一豊が掛川城に入城し、石垣を整備し天守を設けて城を大規模に改修しました。

現在の掛川城の天守は1994年(平成6年)に再建されたもので日本初の木造復元天守です。

左の写真は、1861年(文久元年)に再建された二ノ丸御殿です。 右の写真は、掛川市二の丸美術館で、江戸から明治にかけてのたばこ道具などの細密工芸品と近代日本画を収蔵する美術館です。

掛川城の北東(鬼門)に位置し、守護神として山内一豊を初めとする歴代城主から崇敬されました。 花庭園という庭園があり、2月末には枝垂れ梅、6月には紫陽花の花が咲きます。

龍尾神社 地図

マスクメロンは遠州の特産品。マスクメロンのシンボルとされているＴ字形のつるは、1本の木に1つの果実だけを実らせたことの証明であるそうです。

開催期間：10月上旬

開催場所：掛川駅北側周辺

掛川祭りは、各町の出し物(余興)、趣向を凝らした飾り屋台、獅子舞で有名な祭りです。3年に1度、大祭が開催されます。毎年約200万人の観客が訪れます。

掛川駅北側 地図