花巻城観光ガイド

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別名：鳥谷ヶ崎城

城郭構造：平山城

築城主：安倍頼時

築城年：1598年（慶長3年）

城主：安倍氏、奥州藤原氏、稗貫氏、北氏、南部氏

陸奥国の有力豪族であった安倍頼時(安部氏)が築いた城柵が花巻城の始まりであったそうです。安部氏は前九年役(1051-62年)で藤原時義(陸奥守)らとの戦いに敗れ滅亡しました。この時、安部氏に加担して斬首された藤原経清の子の藤原清衡は後に奥州藤原氏の初代当主となりました。
戦国時代、稗貫氏は鳥谷ヶ崎城(稗貫郡花巻村)を本城としていましたが、1590年(天正18年)豊臣秀吉の奥州仕置によっ稗貫氏は没落し、鳥谷ヶ崎城には秀吉の代官浅野長政が入城しました。
1591年(天正19年)、鳥谷ヶ崎城は南部氏の領土となり、南部信直の代官の北秀愛が城代となった時、城の改修が行われ花巻城と改められました。
現在、花巻城跡は歴史公園として整備されています。花巻城の遺構として円城寺門と時鐘堂が残っています。1995年(平成7年)に西御門が復元されました。