100名城:90番
別名:亀岡城、亀甲城、日之嶽城
城郭構造:梯郭式平山城
築城主:松浦鎮信
築城年:1599年(慶長4年)
城主:松浦氏
下松浦党の棟梁であった松浦鎮信は豊臣秀吉の九州平定前から秀吉と誼を通じて、1587年(天正15年)九州平定に参加して所領を安堵されます。
松浦鎮信は1590年(天正18年)小田原征伐、1592-93年文禄・慶長の役で活躍しました。
1599年(慶長4年)平戸城の築城を開始しますが、完成間近となった1613年(慶長18年)火災で城の大半が焼失しました。
江戸時代、第4代平戸藩藩主の松浦重信(鎮信)は平戸城の再築城を幕府に願い出て許可され、第5代藩主の松浦棟が1704-7年の期間で平戸城を完成させました。
1962年(昭和37年)模擬天守、見奏櫓、乾櫓、地蔵坂櫓、懐柔櫓が建てられました。天守内には松浦党などの資料館があり、国の重要文化財の環頭大刀(亀岡神社蔵)が展示されている。