京都御所 観光ガイド
京都御所
京都御所は1337年(建武4年)から1869年(明治2年)までの間の歴代天皇の居所。
京都御所の周辺の緑地は京都御苑と呼ばれ国民公園となっています。
京都御所を訪れる際には、事前に公開スケジュールや注意事項を確認し、マナーやルールを守りましょう。
左上の写真の紫宸殿(ししんでん)では明治、大正、昭和の三代の天皇の即位礼が行われました。宸は天子(天命を受けて天下を治める者の意)の住む所を表す漢字です。京都御所・京都御苑には約1100本の桜があり、桜の名所としても有名です。
京都御所を囲む築地塀の北東の鬼門は「猿ヶ辻」と称され、魔除けのために日吉山王社の神使とされる猿が祀られています。
京都御所周辺の観光名所
相国寺
相国寺は臨済宗相国寺派の大本山の寺院。足利将軍家や伏見宮家、桂宮家ゆかりの禅寺で、京都五山の第二位。鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)は相国寺の山外塔頭(さんがいたっちゅう)である。
1382年(永徳2年)室町幕府第3代将軍足利義満は花の御所の隣接地に自身の禅の修行の場として禅寺を建立することを発願し、約10年の歳月をかけて相国寺を創建しました。
相国寺は何度も戦火にさらされ、現在の法堂(本堂)は1605年(慶長10年)豊臣秀頼の寄進で五度目に再建されたものです。天井にある蟠龍図は狩野光信の作で、で手を打つと反響するため「鳴き龍」と呼ばれています。
相国寺 地図晴明神社
平安時代の陰陽師、安倍晴明を祀る神社です。1007年(寛弘4年)一条天皇が安倍清明の遺業を賛えて屋敷跡に神社を創建しました。
千利休が境内にある晴明井といわれる井戸から汲んだ水を茶の湯に利用していたという伝承があります。
晴明神社 地図廬山寺
廬山寺(ろざんじ)は天台圓淨宗の本山の寺院で紫式部の邸宅跡として知られています。 紫式部は平安時代中期(文献初出は1008年(寛弘五年))に長編小説の「源氏物語」を書きました。歌人としても知られており「小倉百人一首」に和歌が収められています。
廬山寺 地図京都御所 地図
京都御所 交通アクセス
[鉄道]
京都 - 京都市営烏丸線(10分) - 今出川
[バス]
2023年、観光客の利用増加に伴い、京都市民の不満が爆発している旨の報道がありましたため、鉄道の利用をおすすめします。
京都御所 駐車場
京都御所 周辺の観光情報
護王神社 |
京都市歴史資料館 |