八坂神社 観光ガイド
八坂神社
- 主祭神:素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神
- 社格:二十二社(下八社)、旧官幣大社、別表神社
- 創建年:伝・656年(斉明天皇2年)
全国にある八坂神社や素戔嗚尊(スサノオ)を祭神とする神社の総本社。 八坂神社の創建には、656年(斉明天皇2年)高麗から来た渡来人の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山(ごずさん)に座した素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀ったとする説と、876年(貞観18年)南都の僧の円如(えんにょ)が当地にお堂を建立したとする説の、2つの説があります。
国宝になっている本堂は1654年(承応3年)徳川家綱によって再建されました。
日本三大祭の祇園祭は疫病が鎮まるようにとの祈りを込めて約1150年前(平安時代)に始まった八坂神社の祭礼です。
八坂神社周辺の観光名所
知恩院
知恩院は浄土宗の総本山の寺院。
1175年(承安5年)比叡山で修行していた法然が「専修念仏」の思想に開眼し浄土宗の開宗を決意して東山の吉水に吉水草庵(現在の知恩院御影堂(本堂))を建てたことが知恩院の始まりです。
国宝に指定されている本堂(御影堂)は1639年(寛永16年)に、同じく国宝の三門は1641年(寛永18年)に徳川家光によって再建されました。
知恩院 地図建仁寺
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、京都五山の第三位。
1202年(建仁二年)鎌倉幕府第2代将軍の源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として創建されました。
栄西は臨済宗を正式に伝えた人物で、臨済宗は中国の禅宗五家の一つです。創建時は比叡山延暦寺の勢力が強大で、禅寺を開くことは困難であったため、天台・密教・禅の三宗兼学の道場となっていました。
1259年(正元元年)宋の禅僧の建長寺開山蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が入寺してから純粋に禅の道場となりました。
応仁の乱の戦火により創建当時の建物は焼失します。天正年間(1573-92年)毛利氏の外交僧として有名な安国寺恵瓊が復興に努めました。
国宝の風神雷神図(俵屋宗達作)は建仁寺の所蔵で原本は京都国立博物館に寄託されています。
豊臣秀吉を祀る高台寺や八坂の塔のある法観寺は建仁寺の末寺です。
建仁寺 地図高台寺
高台寺は臨済宗建仁寺派の寺院。
1598年(慶長3年)豊臣秀吉が病死すると、秀吉の正室であった北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために寺院の建立を発願し、 1606年(慶長11年)高台寺が開山しました。
高台寺 地図八坂神社 地図
八坂神社 交通アクセス
[鉄道]
京都 - JR奈良線(3分) - 東福寺
東福寺 - 京阪本線準急(5分) - 祇園四条
[バス]
2023年、観光客の利用増加に伴い、京都市民の不満が爆発している旨の報道がありましたため、鉄道の利用をおすすめします。
八坂神社 駐車場
八坂神社 周辺の観光情報
花見小路 |
漢検漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム) |