忍城 続100名城 観光ガイド

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忍城 忍城2

続100名城:118番

別名:浮き城、亀城

城郭構造:平城

築城主:成田氏

築城年:15世紀後期

城主:成田氏、松平氏、阿部氏

1478年(文明10年)ごろ地元の豪族であった成田正等がこの地を支配していた扇谷上杉家に属する忍氏を滅ぼして築城したそうです。
1590年(天正18年)豊臣秀吉の関東平定の際、城主の成田氏長は小田原城に籠城し、叔父である成田泰季が忍城に籠城しました。忍城攻め総大将の石田三成は総延長28キロメートルにおよぶ石田堤を建設して利根川を利用した水攻めを行いましたが忍城は落城せず、小田原城の落城後に開城しました。このことが、忍の浮き城という別名の由来です。
成田氏長の娘の甲斐姫は甲冑を身に着けて自ら出陣して敵を討ち取ったそうで、後に、豊臣秀吉がこのことを気に入り側室として迎えました。
忍城址は現在、行田市郷土博物館となっています。
忍城_案内板 忍城_映画_のぼうの城
忍城は映画「のぼうの城」のモデルとなったお城です。
忍城_鐘楼 忍城_鴨
鐘楼の近くには鴨がいました。

行田八幡神社

忍城_行田八幡神社 忍城_行田八幡神社2
行田八幡神社は、源頼義、源義家が奥州討伐のためこの地に滞陣したときに戦勝を祈願して勧請されたと伝えられています。
忍城の城主であった成田長泰は社殿を修補し城下総鎮守としました。このため、城主八幡と呼ばれ、また、社殿が西を向いているため、西向き八幡とも呼ばれています。
行田八幡神社は虫封御祈祷で有名です。 虫封じ、癌封じ、ぼけ封じ、難病封じなどの特別祈願を予約制で受付しています。
行田八幡神社 地図

さきたま古墳群

さきたま古墳群 さきたま古墳群2
忍城の南東に、5世紀後半から7世紀中頃にかけて築かれた古墳群があり、国の特別史跡に指定されています。
前方後円墳8基、大型円墳2基、方墳1基並びに小円墳群で構成され、全国でも屈指の規模の古墳群です。
さきたま史跡の博物館では出土品が展示されれています。国宝展示室があり、100年に一度の大発見と言われた鉄剣「国宝金錯銘鉄剣(こくほうきんさくめいてっけん)」が展示されています。
さきたま古墳 地図
さきたま史跡の博物館 利用案内

忍城 地図



忍城 続100名城スタンプ

スタンプは、行田市郷土博物館の入口に設置されています。

忍城 御朱印・御城印

忍城の御城印は行田市郷土博物館で販売されています。

忍城 交通アクセス

[鉄道]
東京 - JR(1時間25分) - 熊谷
熊谷 - 秩父鉄道急行(10分) - 行田市

忍城 駐車場


忍城 周辺の観光情報・名物

水城公園

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