足利氏館(鑁阿寺) 100名城 観光ガイド

足利氏館(鑁阿寺) 歴史資料館
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足利氏館_鑁阿寺 足利氏館_鑁阿寺2

100名城:15番

築城主:源義康

築城年:12世紀半ば

城主:足利氏

12世紀半ばに足利氏の祖である源義康が居館を構えたことが始まりです。
1196年(建久7年)足利義兼が大日如来を奉納した持仏堂・堀内御堂を建立し、1234年(文暦元年)足利義氏が伽藍を整備して、足利家の氏寺となります。鑁阿寺の鑁阿は足利義兼の戒名です。
鑁阿寺は城ではありませんが鎌倉時代の武士の館らしく四方には門があり土塁と水堀で囲まれています。
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一切経堂は、鑁阿寺を創建した足利義兼が妻の供養のために建てました。現在の建物は1407年(応永14年)に関東管領の足利満兼により再建されたものです。建物には、足利尊氏をはじめ足利将軍の座像、貴重な絵馬、本尊の釈迦如来像が安置されています。
GWの鑁阿寺春祭りや11月末の足利の文化財一斉公開のときに一般公開されます。
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中御堂は足利義兼が創建し、1592年(文禄元年)生実御所国朝(足利国朝)が再建しました。 足利国朝は初代小弓公方であった足利義明の孫。
御本尊の不動明王は千葉の成田山から勧請されました。
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多宝塔は足利義兼が創建し、1629年(寛永6年)5代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院尼公により再建されました。
本尊は金剛界大日如来と勢至菩薩で、両側に十六羅漢像が安置されています。
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鐘楼は足利義兼が創建した当時のまま残っている貴重な建物です。
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鳩、鴨がたくさんいました。

史跡足利学校跡

足利学校 足利学校2
足利学校は日本で最も古い学校で、 創建については奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説がありますが、定かではありません。
足利学校3 足利学校4
1549年(天文18年)にはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
足利学校5 足利学校6
孔子の教えに基づく儒学を中心に、易学、兵学、天文学が教えられました。
武田氏の軍学書「甲陽軍艦」には、武田信玄が軍配者を推挙した側近に「占いは足利にて伝授か」と尋ねたとの逸話が残っています。
史跡足利学校跡 地図

行道山浄因寺

足利氏館_行道山浄因寺 足利氏館_行道山浄因寺2
行道山浄因寺は和銅7年行基上人の開創と伝えられる名刹で、「関東の高野山」とも呼ばれています。 参道から山頂にかけ3万3千体の石仏や寝釈迦(ねじゃか)があります。
巨石の上にある清心亭、巨石から巨石に架けられた天高橋は葛飾北斎が”"足利行道山雲のかけ橋"として描きました。
毎年4月8日直前の日曜日に"花まつり"が行われ、参拝者にお斎(とき)として一杯飯(筍御飯)が出されます。 これを食べると、現世での災難を逃れ、死んでから極楽へ行けると言い伝えられています。
行道山浄因寺 地図

渡良瀬橋

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足利氏館_渡良瀬橋歌碑
森高千里が1993年に発表した名曲『渡良瀬橋』が鑁阿寺の南西側にあります。左上の写真は東武足利市駅の展示コーナーです。右の写真は渡良瀬橋で橋の北側に渡良瀬橋の歌碑があります。
渡良瀬橋 地図

あしかがフラワーパークふじのはな物語

開催期間:4月中旬〜5月下旬
四種類の藤、うす紅藤、むらさき藤・大藤、白藤、きばな藤が鑑賞できます。600畳敷きの大藤は圧巻です。 あしかがフラワーパーク

鑁阿寺(ばんなじ)春祭り

開催期間:5月上旬
ご本尊大日如来の春の祭です。国指定重要文化財「一切経堂」の特別公開が実施されます。 一切経堂は、鑁阿寺を創建した足利義兼が、妻、時子の供養のために建造し、現在の建物は1407年に関東管領の足利満兼により再建されたものです。足利尊氏公をはじめ室町幕府15代足利将軍の座像や貴重な絵馬、守り本尊の釈迦如来像が安置されています。
大護摩供やよさこい踊り、野外音楽イベントも開催されます。

初山祭り(ペタンコ祭り)

開催期間:6月上旬
男浅間神社、女浅間神社で開催されます。
生後1年以内の赤ちゃんを連れて参拝し、御朱印を額に押してもらい、無病息災、開運を祈願します。男の子は高い山の男浅間、女の子は低い山の女浅間へ参拝します。昔、洪水・疫病・飢饉で多くの子供が苦しんだ時、この神社が祀られている山から龍がのぼり子供たちが救われた伝説に由来する祭りです。祭りは400年以上も前から始められたといわれ、足利市の重要民俗文化財に指定されています。 この日に販売される絵馬には伝説の龍が描かれており、疫病除け・悪水除けにご利益があるとされています。 男浅間神社、女浅間神社 地図

足利花火大会

開催期間:8月上旬
開催場所:渡良瀬川田中橋下流河川敷
北関東随一の花火大会で1903年から続いています。尺玉、仕掛け花火、スターマインなど約2万発が打ち上げられ、フィナーレを飾る大ナイアガラは必見です。

恵比寿講(えびすこう)

開催期間:11月中旬
開催場所:西宮町及び西宮神社
開運・商売繁盛・家内安全を願う人々で賑わいます。境内へ続く参道には150軒余りの露店(おたから市)が並びます。 神楽殿では"えびす"と"ひよっとこ"が短冊に切った餅を和紙に包んで釣りざおの先に付け、見物人に垂らす神楽も行われます。

足利グルメグランプリ

開催期間:11月下旬
開催場所:あしかがフラワーパーク 足利の食の祭典、地元の店主たちが自慢の料理で腕を競います。
会場で購入する食事券(100円券×10枚つづり)に1枚の投票券がついており、おいしかったメニューに投票します。

足利学校さままつり

開催期間:11月下旬
開催場所:足利学校
足利学校で行われる伝統行事「釋奠(せきてん)」にあわせ、足利学校と周辺で「足利学校さままつり」として開催されます。
お茶を楽しむ集い、漢字段位試験、論語かるた大会、尊氏公まんじゅう販売、骨董市、オープンカフェなどがあります。

足利氏館 地図



足利氏館 100名城スタンプ

スタンプは、鑁阿寺の本堂の寺務所(お守り売場)に設置されています。

足利氏館 御朱印・御城印

足利氏館の御城印は本堂左手の授与所で販売(500円)されています。

足利氏館 交通アクセス

[鉄道]
東京 - JR上野東京ライン(17分) - 北千住
北千住 - 東武特急りょうもう(1時間10分) - 足利市

足利氏館(鑁阿寺) 駐車場

鑁阿寺 参拝者駐車場

足利氏館 周辺の観光情報・名物

足利織姫神社
あしかがフラワーパーク
栗田美術館

関東・甲信越の城↑

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